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私が動物看護師になった2つの理由

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こんにちは、高知県にあるAirbnbすどまり宿「どうぶつすどまりBOOK」のマネジャーまゆゆ( @aisu_dog )です。


突然ですが、わたしは「認定動物看護師」という、この文章を読んでくださっている方の中で95%は聞きなれない資格を持っていて、東京で仕事をしていました。

 

今日はわたしが「なんで動物看護師になったのか」を2つの理由からお伝えします!

 

 

■そもそも動物看護師ってなに

 

ざっくり言うと、「動物病院にいる獣医師ではないスタッフ」です。

 

実はかなり幅広い専門性が必要で、仕事としてはヒトの看護師さんよりも範囲が広いです。受付、保定(動物に力づくではなく、構造と動きから動きを制止・適切な格好をしてもらう技術)、獣医師の指示のもと調剤、検査、手術補助、入院ペットのお世話、投薬、ペットと暮らすパートナーへのアドバイス、場合によってはトリミングや薬浴もします。

 

日本ではヒトでは合法化されていない安楽死も、サポートします。

 

ペットはヒトの言葉を話しませんので、動物種によっての非言語コミュニケーション(ヒトで言うと例えば貧乏ゆすり)を読み取り、獣医師やパートナーとの橋渡しをすることもお仕事のひとつです。

 

現在、日本において国家資格にはなっておらず(国によってはなっている)、法的には宙ぶらりんな存在のため、たとえば一般の大学を卒業をして就職先が動物病院ということも現状においては可能です。

 

国家資格ではありませんが認定資格はあります。私はその資格を持つ「認定動物看護師」です。認定看護師は日本に21,166名 (2018年6月15日現在) います。過去たくさんの資格があり、今もあるので、正確な数はわかっていません。

 

14年前、わたしが動物看護師になりたての頃に「動物看護師です」と自己紹介すると、10年前は100人中1人ほどしか知名度がなかったのが、いまは5人くらいに増えている印象があります。「動物看護師」を知らなくても、「動物病院にいる獣医師ではないスタッフ」というと「ああ!」と分かっていただけることが多いです。

 

 

■さて、本題に入りましょう


私が動物看護師になった2つの理由は、

 

1)小さな頃から動物と暮らしてきたため、動物に関わる仕事に就くのが当然だと思っていた

2)LGBTs ゆえ、誰にも頼らずに生きてゆかなくてはならないと思っていたため、いち早く手に職をつけたかった

 

 

ひとつずつ、お話ししてゆきますね。

 

 

■1)小さな頃から動物と暮らしてきたため、動物に関わる仕事に就くのが当然だと思っていた

 


「動物看護師なんです」というと、「動物が好きなのね」と言っていただけることが多いです。しかし、わたしは「動物が好き」という感覚がありません。これは、私に質問くださる皆さんが「大人が好きだから大人相手に仕事をしている」わけではないだろうことと、同じだと思います。自分の生活に違う動物種がいることが、あまりに当たり前なんです。

 

私は大阪で生まれました。6歳まで、住んでいました。

 

その間、犬(マルチーズ)と暮らしていた時期があります。(その犬は引っ越しの際に、知り合いの方のお宅へ譲渡、最期の時まで幸せに暮らしたそうです)

 

父が動物好きだったこともあり、小さな頃から一緒に虫取りをし、川に行く元気な子でした。いつしか学年2つ離れた弟と二人で田んぼで虫やおたまじゃくし取りをするようになりました。

 

捕まえた虫たちを飼ってみたり、小鳥を世話したり、身の回りに動物がいる生活が当たり前でした。また、同年代の子とコミュニケーションをとることが苦手だった私は、大人か、自分より年下の子とばかり話していました。読む本は科学や動物関係の本ばかり。

 

このような環境にいましたので、動物に関わる仕事に就くことは自然だったのだと思います。その職業が獣医師でなかったことは、2つめの理由に譲ります。

 

 

■2)LGBTs ゆえ、誰にも頼らずに生きてゆかなくてはならないと思っていたため、いち早く手に職をつけたかった


私はLGBTsです。11歳のときに「男女とも好きになる自分」に気づきました。(今は恋愛対象は女性だけです)

 

そのころに、生物として子孫を残すことから外れている自分は存在してはいけないし、これは世の中の成り立ちとして誰にも話してはいけないのだろうと悟り、

 

「自分は周りと違って結婚はできないから、養ってもらう考えはない。手に職をつけ、早く自活できるようになりカミングアウトをし、両親に縁を切られても生きてゆけるようになろう」

 

と決めました。切羽詰まっていますよね(苦笑)

 

 

でも、それくらいに「自分は周りと違うんだ」ということを意識して過ごしていた中学時代だったのです。

 


獣医師になるためには、6年生大学を卒業する必要があります。学費はざっとですが、国立で400万、私立ですと1000万円以上かかります。

 

わたしは、一刻も早く両親にカミングアウトをし、「好きな人はいないの」「彼氏はいないの」と聞かれ続ける窮屈に思えた実家暮らしから離れたかった。両親は私によくしてくれました。でも、自分のアイデンティティを隠して暮らして行くことは、私にとっては話せない罪悪感と共に辛いことでした。

 

 

このようなことから、獣医師になる選択肢はわたしにはありませんでした。(高校時代、先生にいくら勧められても、母に勧められても頑として断り続けました)

 

 

13歳当時はトリマー(犬の毛のカット、健康維持をする職業)になるつもりでした。母に相談をすると「動物看護師という職業があるよ」と教えてもらえ、トリミングと動物看護をどちらもしっかり学べる専門学校を選び、2年通い、念願の動物看護師になりました。

 

 

■そして今は、高知県に住んでいます

 

ざっくりペット系の人として、自分の名で生きています。

 

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高知県本山町に住むブロガー イケダハヤトさん( @IHayato ) スポンサー、

高知県にあるAirbnbすどまり宿「どうぶつすどまりBOOK」のマネジャーをしています。(店長は写真に写るネコのこむぎです)

 

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また、「どうぶつすどまりBOOK」の3階には、老猫ホーム「ねこセカンドハウスこむぎ」があります。

 

 

 

 

動物病院で、使命をもって日々動物たちに接する動物看護師も大事な存在。

でも、たまには私のような動物看護師がいてもいいかもしれないなと思っています。

 

もしよかったら、高知県観光ついでに遊びに来てください。

12月から高知龍馬空港LCCも就航するので、断然高知に来やすくなりますよ~!

 

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(画面右上の2次元バーコードからAirbnbサイトに飛べます。お部屋は3部屋あります)