高知県とウサギとわたし

~ペットホスピスをつくります~

台風16号により、高知県高岡郡四万十町全域に避難勧告が発令されたので、ウサギと同行避難してみた

 

 

昨日、高知市でペットとの同行避難の講演会に参加したばかりの世を忍ぶ仮の姿が「かっぱパックパッカーズ女将」 まゆゆ、その正体の、もふもふペットヘルパーの武田真優子( @aisu_dog )です」!

 

■「避難なう!」


こんなツイートを生涯のうちにすることになるとは思っていませんでした。

明け方より、四万十市への避難勧告が発令されていました。
しかし、ついに四万十町にも発令されました。

 

シン・ゴジラみたい~」とひとりごとをつぶやいていると、FacebookやLINEで「気をつけて!」というメッセージをいくつもいただきました。

 

「ありがたいなぁ」

 

と思いながら外を見ると、「かっぱバックパッカーズ」のある十川地区は、そこまで風雨は強くありません。四万十町は広いので、もっと酷いところはあるのかもしれない。


「そういえば、ウサギを連れて避難するって地震時は想定していたけれど、台風では考えたことがなかったなぁ」

 

と思ったわたし。実は前日高知市で、保護動物コンサルタントであり獣医師の西山ゆう子先生による『「災害に備えて」ペットと一緒に乗り越える災害』という講演会に参加したばかりで、同行避難について改めて考えたばかりでした。

 

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「そうだ、同行避難をしよう」

 

と、避難をすることにしました。

 

 

■「同行避難」と「同伴避難」は違う

「同行避難」は、ペットと共に避難をすることであり、避難場所で一緒にいることは意味しません。

「同伴避難」は、ペットと共に避難所にいることです。

 

西山ゆう子先生によると、同行避難が進んでいるアメリカでも、同伴避難はほとんどないそうです。同行避難後、倉庫などでペットだけが集められて、一斉に管理されます。

 

これは、

 

●しつけの問題
●アレルギーや、動物が苦手な方の問題
●場所の問題

 

が考えられます。もちろんペットは家族出会い大切な存在ですが、人命優先であることが第一なのです。

 

アメリカでは俗称「スノーボール法」があります。「ペットと一緒に避難したいというヒトに対して、ペットをおいていくようにいうことは違法である」と法で定められているのです。

 

■早速避難をしてみた

 

昨日高知県から帰ってきたばかりだったので、貴重品やデバイスはリュックサックに入っていました。
ウサギについては、普段から移動させているので何を用意すればいいのかはわたしが把握しています。それでももたもたしてしまったので、やはり普段からの準備やシミュレーションは大事だなと痛感しました。

 

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ちょっと、いってくるね。

 

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レインコートを着て、傘を差して、歩いて3分の「十和地域振興局」に来ました。

 

施設に入ると、「え、まじできたの?」という驚き顔の職員さんたち。そうなのです。地元の人はこれくらいの風雨では避難なんてしないのです。

 

施設の職員さんからのお話をまとめると、「東日本大震災後から、避難勧告においてかなり厳しくなっていて、今回は特に過敏だ」ということでした。

 

 

それでも、とてもよくしてくれて、机や座布団を出してくださり、テレビがつけられました。エアコンも自由につけられます。フリーWi-Fiまで飛んでいます。電源もいっぱいあります。

 

ウサギたちのことも、快く受け入れてくださいました。結果的に「同伴避難」ができたことになります。

 

結局避難をしてきたのは、わたしだけのようでした。

 

■おまわりさんがやってきた

あれ、誰か避難してきたのかな?と入口を覗くと、おまわりさんがいました。

 

「あれ?ひとりですか?」

「はい。あとウサギがいます」

「ああ!」

 

と、いろいろ聞かれました。

 

 


■同行避難をリアルタイムでしてからの、昨日学んだことのまとめ

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昨日の今日でまさか同行避難をすることになるとは思っていませんでした。

まず、災害は必ず起こります。ゆえに「備えあれば、憂いなし」。地震でなくてもこのように台風で避難勧告がでることもあるし、ゴジラが町に急にやってくるかもしれません。

 

昨日学んだことと、今日リアルタイムで経験したことから、まとめます。

 

1)災害に備えて

2)実際の災害時

3)被災した後に行うこと

 

1)災害に備えて

・「モノ」の準備をする

3~5日分必要物資の備蓄をします。これは、「自分は災害があったらこの子達と一緒に死ぬからいい」というそういう問題ではなく、被災後、幹線道路が優先順位が高いものから使われるそのときに、他の生き残った人を救うために用意しておきます。

 

あなたが用意をしていればその分、他の人へ優先することができる。モノの準備をすることが、一番簡単なことです。

 

・健康診断、予防をしておく

このような災害時、同行避難をした先で「安全なペット」であることは「健康であること」「予防をしていること」が大事です。その診断書やワクチン証明を持っていると、いいかもしれませんね。


もし持病があるペットであれば、薬を持っていること、食事に制限があるペットであれば、その食事を備蓄していることが大事なことです。

・しつけ

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「出ていいの?」「だめです」

 

このような災害時に、大事なことは2つ。

 

・クレートに入って落ち着けること

・連絡先がわかるものを身に付けていること

 

同行避難をしたくても、犬がひっきりなしに鳴いていたら、一緒にいることはできないでしょう。避難場所の大きさは決まっています。災害時は異状であり、イライラもするでしょう。

 

ここで大事なのが、普段からのしつけです。これは飼主さんしかできないことですので、普段からの少しずつの取り組みが功を奏します。


「余震などに怯えない度胸」は、性格にもよって差はあれど、どんなペットでも度胸をつけることはできるとわたしは考えています。

・シミュレーション

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車がつかえるとき、つかえないとき、
ペットをどのように連れて行くのか、なににいれて運ぶのか、
どの道を使うのか、その道が使えなくなったらどうするのか、

 

こういうことを毎日でなくとも、機会あるごとのアップデートすることは大切なことです。わたしは、リュックサックタイプのキャリーバッグ、前に貴重尾品を入れたリュックを下げていました。

 

また、遠くに住む親戚や共たちなどに「いざというときはよろしく」とお願いしておくこと、も大事なことです。

 

・アプリのダウンロード

・「ドコノコ」→離れてしまった飼主さんとペットが再開できる機能があるそうです。わたしも昨日知ったばかりなので、取り入れてみます。

 

・自分が住んでいる自治体のWEBページ

 

・防災情報ガイド

 

被災時にダウンロードするのではなく、今ダウンロードしておくことが大切です。

 

2)実際の災害時

 

・逃げる
・同行避難

 

同行避難は、避難所で一緒にいられることは意味しません。しかし、災害時の混乱状態では再開ができないことが考えられます。なにかあっても助けることもできない可能性が高いです。そのために「同行避難」をするのです。

 

3)被災後に行うこと

二次被害を防ぐ

状況が落ち着いたときに、現場に戻りたくなる気持ちはわかります。しかし、現場には絶対戻らないことが大切です。(アメリカではここが徹底されているそうです)


■そろそろ台風が過ぎたようなので

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避難所から、「かっぱバックパッカーズ」へ、ウサギたちとともに帰ります。

 

 

 

以上、世を忍ぶ仮の姿が「かっぱパックパッカーズ女将」 まゆゆ、その正体の、もふもふペットヘルパーの武田真優子( @aisu_dog )でした!

 

 

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