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高知県とウサギとわたし

~ペットホスピスをつくります~

【1分BOOKS】小松成美( @komatsu_narumi )+阿部総著 「日本人は150グラム大きい脳で考える」 17/1000

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ノンフィクション作家 小松成美と、脳神経外科専門医であり臨床心理士の阿部総 医師による、脳に関する対談集である。

 

2005年、今から10年以上前の本なので、最先端の脳科学とは異なることが書かれているかもしれない。しかし、読み物として「脳の考え方を知る」という上で、「自分が元気になる本」だった。

 

 

はじめに、この本を手にとってくださった方にお断りをしなければならない。この本は、生物学や脳科学の医学専門書ではない。

 

 

と最初から断りが入っている。では、どんな本なの?

 

 

脳という臓器の仕組みや機能を知り、日本人の脳・自分の脳を知ることで「今よりももう少しポジティブな人生を送ろう」と、自分に言い聞かせるための本だ。つまり、人間という生物の生き方について考える本なのである。

 

 

ほおう。

 

この本には、グラフや統計、データが出てくるわけではない。小松さんと、阿部医師が脳について語り、読んだ本について語り、神を信じることについて語る。

 

日本人がなぜ150グラム大きい脳を持っているか、についての詳しくは、本書を読んでいただきたいが、ざっくりお話しすると「農耕民族」だからだ。「農耕民族」は「狩猟民族」と違い、他者とコミュニケーションをとりながら生きてゆく必要性があった。そのため、いいところと苦手なところが現れ、その部分が「日本人は欧米人に比べて…」と比べられてしまうワケだ。

 

ただし、この比べるということも、日本人特有とのこと。欧米人は比べることもしないそう。日本人は脳が150グラム大きいゆえ、起こってくること。

 

神を信じることについては、わたし自身は唯一神はないのだが、たしかに「これがあれば大丈夫。乗り越えられる」というものがある。神ではないが、それに近い効果があるのかな…と思っている。

 

人によっては、アイドルかもしれないし、歌手かもしれない。

尊敬する人の言葉かもしれないし、宗教かもしれない。

 

このように脳から民族の違いを考え、「わたしって、どうしてこうなんだろう…」を「日本人だからこうなんだから、じゃあこうやったらいいのね」という新たな視点から考えることで、前向きになりたいあなたに、お薦めの本である。

 

こちらもよかったら。