高知県とウサギとわたし

~ペットホスピスをつくります~

わたしが、神保町にある小さな定食屋「未来食堂」で「まかない」する理由

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「まかないをする若い女性」として、あるニュース番組のコーナーで出させていただいたことのある、武田です。

 

あまりに「まかない」をしているイメージが強いからか、「未来食堂に就職したのか」「週2.3回くらいしているのか」なんて言われることがありますが、就職してませんし、まかないも今までで20回くらいです。

 

未来食堂には、毎月第2土曜日18時以降が「まかないさんありがとうの日」です。今までに1回でもまかないをしたことがある人が、500円でお腹いっぱい食べられる日でして、わたしは今のところ皆勤賞です。

 

この「まかないさんありがとうの日」には、メディアの取材が入ることが多くて、「なぜまなかいをするのか」と聞かれます。もちろん、人それぞれの理由があるでしょう。今回は、わたしが「まかないをする理由」、次回は最近きかれた「ただめしをする理由」を書いてゆきます。

 

未来食堂の店主、小林せかいさんの考え方をご覧になりたい方は、未来食堂日記を是非ごらんください。

 


今回のもくじ

 

●わたしの、未来食堂との出会い
●「まかない」は突然に
●なぜ「まかない」をするのか
●「まかない」をすることで得たものは?

 

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●わたしの、未来食堂との出会い

わたしは、動物の介護を勉強している、フリーランスの動物看護師です。「動物看護師です」と自己紹介をすると、その存在を知らない方が多く、また「うちのこが~」と相談をされたり、ターミナルという動物の最期のときの介護の大変さをお話されることがあります。

 

わたしはペットホスピスをつくることが夢です。その中で、「もしかして、ゆっくり食事をしながらお話しできるような場所があったらいいのかな?」と思うことがあり、その中で、2015年7月にカフェの運営ができる方と出会い、「ウサギがいる和カフェ」をつくろうという話になりました。

 

8月のある日、朝8時に検索をして「未来食堂」を見つけ、そのコンセプトに感銘を受け、9時にメール、15時には店主の小林せかいさんからFacebookメッセンジャーが飛んできて、17時には工事中の未来食堂にいました。

 

これが、わたしの未来食堂との出会いです。

 

 

●「まかない」は突然に

 

9月13日(日)未来食堂の開店日、たまたま予定が早く終わり、立ち寄ることができました。流れであれよあれよと、その日の片付けまかないをし、次の日も朝からまかないすることに。

 

予定では、2週間くらいあとだったはずなんですが…店主のせかいさんは、頼み上手なんですよ。そこからも学ぶところはおおいです。

 

 

●なぜ「まかない」をするのか

 

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本題、なぜ「まかない」をするのか。

 

はじめは、「ウサギがいる和カフェのために、飲食業に携わったことがわたしだけれど、すこしでもお店のことを学びたい」ため「まかない」をさせていただいていました。


しかし、この計画は10月中旬に店舗契約前に立ち消えました。

 

まかないに対する思いは、未来食堂、まかないさんそれぞれあると思いますが、今のわたしは3つあります。

 

>お金の流れを、実際に見る
>外に出かける用に合わせて昼食をいただく
>店主のせかいさんの「言葉の使い方」を学ぶ

 

>お金の流れを、実際に見る

 

某テレビ番組のコーナーで「まかないをする若い女性」としてとりあげられたとき答えたことですが「労働の対価が目に見える」。これって、実は貴重なんじゃないかと思うんですね。

 

あなたがどこかの企業で働いているとします。なにかをつくる案件があり、お客さまから10万円のいただきました。ただ、お給料としてなってしまうと、実際はその途中がどうなっているのかわかりにくい。


自分が関わった案件の、何%が、このお給料なのだろう?

 

未来食堂は明快です。50分働く→1食無料。これが「労働の対価が目に見える」につながります。

 

さらに、まかないは、合理的なシステムです。未来食堂は、材料費だけでお店にいてお手伝いをしてもらえる。(労働ではないので、小学生でも働けます)まかないさんは、お店のシステムを体験でき、必要ならそのシステム自分のお店で使ってもいいのです。

 

「まかないしている」というと、未来食堂を知らない方から「時給はいくらなの?」という質問をされることがあります。「自分の時間を切り売りして価値をつける」という従来の働き方とは、別次元の行為なのです。

 

>外に出かける用に合わせて昼食をいただく

 

どこかにでかけるとき、それが午後からだとして、昼食をとることを面倒だなと感じることがあるんですね。
まかないの時間は11時50分から12時50分。

この時間に合わせて未来食堂に向かい、「まかない」し、お昼ごはんをいただくことができる。そして、もともとの目的にへと向かうのです。

 

>店主のせかいさんの「言葉の使い方」を学ぶ

 

店主のせかいさんの、言葉の使い方。未来食堂に行かれたことがある方はお気づきでしょうが、とても丁寧、かつ、明快です。


例えば、せかいさんは相手になにか頼むとき、「お皿を2,3枚とって」とは言いません。「3枚とってください」「1列とってください」とおっしゃいます。相手の考える時間を奪いません。

 

「伝え方が9割」と言いますが、相手に行動してもらうためにはどうするとよいのか、を、店主せかいさんから見て学んでいます。

 


●「まかない」をすることで得たものは?

 

従来の働き方からすれば、「交通費払って、自分の時間使って、店の手伝いなんて。もらえるの、1食分の食事なんでしょ?」と思われるかもしれませんが、計り知れないメリットがあります。

 

それは…

人とのつながり。

 

毎月第2土曜日18時以降開かれている「まかないさんありがとうの日」に来る、まかない経験者に共通することが、3つあります。


1)未来食堂が好き

2)食べることが好き

3)新しいことが好き/ 自分でもしている


まかないをしている理由はその人それぞれでしょうからここでは割愛しますが、この3つを持つ方々とお話しすることは、本当に楽しいです。これからも、細く長くつながっていけるのだろうな…とぼんやり思っています。みなさま、これからもよろしくお願いします:)

 

以上、わたしが、神保町にある小さな定食屋「未来食堂」で「まかない」する理由、でした。次回に続きます。

 

次回予告「わたしが、神保町にある小さな定食屋「未来食堂」で「ただめし」する理由

 

もくじ予定

●新システム「ただめし」とは
●なぜ「ただめし」をするのか

●「ただめし」をすると、なにかが変わるのか