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高知県とウサギとわたし

~ペットホスピスをつくります~

TED×KeioUに参加してきました。 #TEDxkeioU2015

2015年3月22日公開の記事を編集・改変しています。

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TEDxKeioUに参加してきました。

<TEDってなによ?>

TED(テド、英: Technology Entertainment Design)とは、アメリカのカリフォルニア州ロングビーチ(過去にはモントレー)で年一回、大規模な世界的講演会を主催しているグループのこと。—Wikipediaより—


今回は、本家TEDとは異なる、TEDにx(エックス)がついているイベントであり、「テデックス」と読みます。

 

TEDxは、TEDの精神である「ideas worth spreading」 のもとに世界各地で発足しているコミュニティー。TEDの名称は使用しているが運営や人選、設営などにTED本体は関与していない。—Wikipediaより— 


今回、このイベントがあることを、近藤那央さん(以下、那央さん)から教えていただきました。わたしはその話を聞き、別の予定が合ったのですが、那央さんを応援したいと思い、途中からでも参加することにしました。

 

文章が長いので、もくじをお知らせしますね。

 

<もくじ>

 

  1. TEDxkeioUに参加するには、応募をする必要がある!?
  2. TED×KeioUにオーディエンスとして参加できました!
  3. 各スピーカーのご紹介&武田の印象に残ったこと
  4. 司会者も存在感を放つTEDxkeioU
  5. 米良はるかさんとお話がしたい!
  6. 近藤那央さんとペンギンロボット”もるぺん!”に会えました
  7. TEDxkeioUにオーディエンスとして参加して思ったこと

 

<1 TEDxkeioUに参加するには、応募をする必要がある!?>

 

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画面左は作曲家おのゆみさん。右は近藤那央さん。可愛いおふたりです。

TEDxkeioUにオーディエンスとして参加するには、応募をする志望動機をTEDxkeioU運営あてに送る必要がありました。

 

●近藤那央さんの応援のために参加したいこと
●もし近藤那央さんのプレゼンテーションが時間の関係で見られなかったとしても、他活躍されているスピーカーさんのお話しを聞きたいこと

 

この想いを書きました。2日後にTED×KeioU運営から返信をいただいて、オーディエンスとして参加できることが決まりました!しかし、近藤那央さんのプレゼンテーションは武田が参加できる14時以前であることが決まり、少しだけ残念でした。

しかし、日本初めてのクラウドファンディングサービスの起ち上げをされた「Ready for?」代表取締役CEO、米良はるかさんが登壇されることを知り、また気持ちを持ち直すことができました。

 

<2 TED×KeioUにオーディエンスとして参加できました!>


わたしの予定が終わり、急いで会場に入ったとき、タイムテーブルはSession2がはじまっており、本家TEDの映像が流れていました。会場内はパソコンを使ってよいとのこと。助かります。
スピーカーのプレゼンテーションは、後日動画公開されるとのことでしたが、現在まで動画は公開されていないようです。

 

ここからは、武田がオーディエンスとして会場を共にできたスピーカーのご紹介と、プレゼンテーションの中で印象に残ったことを書いてゆきます。

 

<3 各スピーカーのご紹介&武田の印象に残ったこと>

 

●渡邉康太郎さん

takramのディレクター・デザインエンジニア。

「分類不可能なものを、どうやったら、人に伝えられるだろう」
「波打ち際」

この2つの言葉が武田の中に響きました。

渡邉さんはクイズを2つ出してくださいました。それはあるひとつのものをいろんな分野で表現して、何かを当てるクイズです。わたしはこのクイズが得意なようでした。(ひとつめのクイズ「コップ」と答えたのは、わたしです)

 

●伏見崇宏さん

General Electric Companyの日本支社のFinancial Managementプログラム生。海外で生まれ、育ち、中学受験前に帰国した方。学生登スピーカー。

メンターの大切さをお話しになっていたとのことですが、全て英語。ニンテンドー3DS3つ分の同時翻訳機(運営さん談)が手元にあり、同時翻訳を聞いていました。
しかし、「ながら」ができないもので、操作しながら、翻訳を聞きながらができず、操作に手いっぱいでいつの間にかお話が終わってしまいました…動画の公開を心からお待ち申しております。

 

●米良はるかさん

 

日本初のクラウドファンディングサービス「READY FOR?」を起ち上げ、READY FOR?株式会社の現在代表取締役CEO。

わたしは、Twitterでイケダハヤトさんがリツイートをしてくださったことで、「maggie’s tokyo」という団体のクラウドファンディングの挑戦を知り、わたしも少額ながら支援をしました。

readyfor.jp

ここで「READY FOR?」を間接的に知ります。他のクラウドファンディングを使っている方を応援したこともありますが、「READY FOR?」は、何か、違う。なんだろう。

この日、米良さんご本人のお話しを聞いて、この疑問の答えが少しだけ、わかりました。それは、「READY FOR?」という取り組み自体が、米良さんの想いだから、です。

米良さんのお話の中に、maggie’s tokyoの鈴木美穂さんのお話が出てきました。米良さんは鈴木さんのお名前を出されず、プロジェクトがどう成功したのかのお話しをされました。おそらく、 TED×KeioUの会場で、全部を通して理解したオーディエンスは、わたしだけだと思います。その瞬間、震え、うずくまってしまいました。

”あなたはやりたいことがありますか?””あなたの夢はなんですか?”
”誰もが、実行者になれる。あなたも、その一歩を踏み出しませんか。”

 

●佐俣アンリさん

 

独立系ベンチャーキャピタルとして30社に投資を実行、事業の立ち上げを行っている方です。佐俣さんは、ベンチャーキャピタルのお話は今回されず、ものすごい現実的なことをあえて伝えてくださいました。

(このあたりから、「ながら」のできない武田は、映像記憶に切り替えました。音声記憶は武田の場合相当不確かですのが、雰囲気が伝われば幸いです)

 

「会場にいる100人のうち90人は普通の人になります」


「日々の現実の積み重ねが理想につながると思っているけど、ほとんどの人は平行線で交わらない」

 

「会場にいる普通の人、90人のうち、1人でも2人でもそれに気づいてくれたら」

わたしは実は30歳。この会場の中にいる学生さんよりも10歳以上年が上かも知れず、どちらかというと登壇者さんに年齢が近いです。ですので、この佐俣さんの言葉は、学生さんよりは身をもって理解できるなと思いました。

 

●中川龍太郎さん

今回の登壇者の中で一番、親しみある話し方をされていました。TEDってこういう感じでもいいんだ!と驚きました。
自殺してしまった中川さんの親友が「走れ。絶望に追いつかれない速さで」と中川さんに伝えたそうです。中川さんは、絶望に追いつかれないために映像を撮っている、とのことでした。

 

親しみのある話し方だからこそ、さらっとお話聞けますが、内容は一番重くて、身構えていないと押しつぶされるかと思いました。

 

●和田夏実さん

 
現在慶応義塾大学環境情報学部在学中の学生スピーカー。可愛らしい見た目と、可愛らしい声に、一気に惹き込まれました。

和田さんのご両親は聴覚障害があり、和田さんは手話を第一言語として育ったそうです。大きくなるにつれてわかってくる、ご両親をとりまく環境や一般の人の反応。「障害者」と呼ばれる人と、「健常者」と呼ばれる人の間にある溝。

その溝を埋めたいと願い、和田さんは「こんにちは」という装置をつくりました。手話にも方言や癖やイントネーションがある。それを「こんにちは」という手話を使って、目で見える形にする装置です。

ICC ONLINE | オープン・スペース 2014 | 展示作品(展示は終了しています)

 

和田さんのされていることは、ノーマライゼーションという考え方に近いのかな、と思いました。

 

和田さんのプレゼンテーションをきいて、驚いたことがありました。それは「多くの人には、障害者の知り合いがいない」ということ。

 

わたしには、車イスに乗っている方、見た目ではわからない上肢障害を持つ方、自閉症スペクトラムを持つ方、そんなたくさんの個性を持つお友達がたくさんいます。特にわたしは、人の言葉を話さない動物たちと普段接しています。

 

わたし自身が「人の言葉を話す」ことに重きを置いて生活していないことに、和田さんの言葉を聞いたことで気づきました。ありがとうございました!

 

まだまだ研究を続けていかれるとのこと。どんな装置を作ってくださるのか、楽しみです!

 

●和田丈嗣さん

 

株式会社WITSTUDIO大乗取締役社長。

「日本のアニメはすでに環境がよい状態である。だから勝てる。」

武田は、進撃の巨人の漫画を読みましたが、アニメは見ませんでした。でもこの場で、立体機動装置の動きを見せていただいて、息をのみました。

 

「漫画をアニメ化するとき、どうしても、具体化する必要がある。100万人が読んでいるものなら、100万通りの想像がある。だから、必ず期待を裏切ることになる。」


「だからこそ、その100万人の想像を越えるものを創る必要がある。」


「漫画のコマの間を、アニメーターさんが、想像力で埋めて、見る人の想像力を越えたものになった。」

 

武田は、これからもアニメ自体を見ることはないと思います。でも、あのシーンを見られたこと、和田さんに感謝します。ありがとうございました!

 

前刀禎明さん

アップルの世界戦略に大きく貢献した方。ソニーベイン・アンド・カンパニーウォルト・ディズニー-・AOL等を経て、現在は株式会社リアルディアを設立されています。

本当に、きれいな、プレゼンテーションで、

ジョブズか!」

と1人ツッコんでいました。(実際にジョブズと一緒に写っているお写真が紹介されていましたが)

いわゆるビジネス本に書かれていることが凝縮されている内容で、頭がパンクしそうになりました。音としての記憶がほぼ残っておらず、皆さまにお伝えできないこと申し訳ないです。とにかく内容が濃かったです。

 

●岡田侑弥さん

慶応義塾中学校普通学部在学。2014年、経済産業省独立行政法人情報処理推進機構による未踏人材発掘育成プロジェクトで最年少未踏クリエータとして採択された方。

 

プロフィールが漢字ばかりで一瞬ぽかん(° □ °)としてしまいますね。武田はこの「未踏」という言葉を知っていました。武田が尊敬する、IT業界の女帝、奥田浩美さんが審査委員をされているからです。

未踏IT人材発掘・育成事業 審査委員のご紹介:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

 

未踏事業は、ITを駆使してイノベーションを創出することのできる独創的なアイディア・技術を有する若い個人の発掘・育成を行います。— 未踏事業 —

なんのこっちゃな方のために一言でお話しすると、「未踏」は国のプロジェクトです。その国のプロジェクトに、この岡田さんは最年少クリエーターとして選ばれたのです!

 

他にはこんなクリエーターさんがいます。


『未踏の世界』音や色を認識して自立飛行する手の平サイズのクアッドコプター「Phenox」─此村領・三好賢聖|CodeIQ MAGAZINE

codeiq.jp

『未踏の世界』 C++で簡単にゲームやメディアアートを作れるライブラリ「Siv3D」─鈴木遼|CodeIQ MAGAZINE

codeiq.jp


岡田さんは、誰でもアプリを簡単に作ることのできるサービス「AppLy.ly」を開発されました。理由は、プログラミングをはじめるには環境を作るのが大変だし、あの英数字記号の文字列が難しさを増していると思ったので、それたを簡単にクリアしたかったからとのこと。

「中学生がアプリをつくる。こんなにクリエイティブなことはない。」と言い切る岡田さん。そのプレゼンテーション能力に武田は驚きました。

「確信している」とも言い切る岡田さんを、武田は応援しています!!

 

<4 司会者も存在感を放つTEDxkeioU>


全てのプレゼンテーションが終わったあと、武田はぐったりとしてしまいました。これだけのスピーカーの想いを全身に浴びてのですから…。

そんな中、スピーカーとスピーカーの合間に、シニカルな笑みを浮かべて、自分ツッコミを入れながら去って行った司会者がいました。

プレゼンテーションが終了したあと、続いて行われるレセプションパーティーの説明をするその司会者が、

「空白でなくて、空腹を埋めてくれよ」

と言い放った瞬間、おもしろくて、1人笑ってしましました。わたしにつられて、数名の方が笑い出した!よかった!!最高でしたっ!!!

 

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そんな最高な司会者の田中さんと写真を撮っていただきました!空腹でしかめ面のわたしと、満腹な田中さんです(*δωδ*)

 

<5 米良はるかさんとお話がしたい!>


スピーカーの想いを全身に浴び、さらに空腹のため、ふらふらとしていた武田。すでにレセプションパーティーは始まっていました。

空腹を埋めるために、食べ物を取り分け食べたあと、少し元気になったので、米良さんを探して会場を歩き回りましたが見つからない。

 

あるTEDxkeioUスタッフさんに「米良さんはもう帰られましたか?」と聞くと、快く他のスタッフさんに確認してくださいました。ありがとうございます!

やはり、帰られたとのこと。お忙しいですよね…でも、いいんです。きっとTwitterFacebookをされているので、そこで想いを伝えます!

と、気持ちを切り替え、空腹を埋めるために、再び食べ物を取り込みました。このお食事がまた美味しかったです。

 

<6 近藤那央さんとペンギンロボット”もるぺん!”に会えました>


「これから、スピーカーの近藤那央さんがデモンストレーションをはじめます!」

というスタッフさんの声を聞き、わたしの本当の目的を思い出しました。

 

ここからは撮った写真とひとこと説明を載せてゆきます。

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ペンギンロボット”もるぺん!”の説明をする、那央さん。

 

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もぐもぐとお食事をする、那央さん。那央さんは美味しそうに食べるんです。

 

 

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ペンギンロボット”もるぺん!”のフリッパー。ファイルを重ねて作られています。

 

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ペンギンロボット”もるぺん!”の全体ショット。リモコン付き。

 

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那央さんと武田。実は那央さんはロボットクリエーターであり、アイドルなのです。

 

近藤那央さんの全部がわかるWEBページです。ご興味あれば。

Nao Future Lab

 

<7 TEDxkeioUにオーディエンスとして参加して思ったこと>


米良はるかさんの言葉をお借りします。

”誰もが、実行者になれる。あなたも、その一歩を踏み出しませんか。”


「実行者」とは、実際に行う者、と書きます。このとおり、想いがある。でも思っているだけでは伝わらない。実際に行動に移す必要がある。ただ、そこには困難が伴う。うまくいかないことが起こる。

武田の好きなTEDトークに、ブレネー・ブラウン(Brené Brown)の「The power of vulnerability(傷つく心の力 )」があります。

www.ted.com

もしご興味ある方は、全文を英語、または他の言語(もちろん日本語でも!)で読むことができます。

 

トークの中に、「What they had in common was a sense of courage. 」という一文が書かれています。この一文からの日本語訳を引用と読みやすいように改変します。

 

その人たちが共通して 持っていたのは勇気でした ここでは勇気と勇敢は別なものとして考えます。

勇気―そもそもはラテン語で 心を表わす“cor”という言葉が 英語に入ってきたものです。 また、もともとの定義は”自身のことをあるがままに話す”ということです。

こうした人々は 不完全であってもよいとする 勇気こそを持っていたのです。また自分に対して思いやりがあって、他者への思いやりを持っています 。
人は自分自身に優しくなれないなら 他者にも思いやりを持てませんから。またこの人たちは関係性を持っていました。ここからが難しいところなのですが 。

自分への忠実さの結果、自分のあるがままを受け入れるために あるべき姿については あきらめていました。それは関係性を得るためには 絶対に必要なことなのです。

 

今回のTEDxkeioUに参加されたスピーカーは、”勇気”をお持ちなのだと思います。

自分の想いを伝える勇気。
競技場に立つことを恐れない勇気。

だからこそ、たくさんの方が応援者となってくださり、目標に向かってゆくことができるのでしょう。


武田にも、想いがあります。なんとかしてゆきたいことがあります。これを勇気を持って伝えること。そして、実行者となること。きっと、無駄なことや失敗をすることでしょう。でも、今回のTEDxkeioUのスピーカーの”勇気”を思いだし、これからも前を向いて進んでゆきます。


TEDxkeioUのスピーカーのみなさま、オーディエンスのみなさま、武田とお話しくださったみなさま、そして、司会者さん、運営スタッフさん、この機会をくださって、ありがとうございました。

以上、「TED×KeioUに参加してきました。」でした。記事を読んでいただきまして、ありがとうございました。いつか、お目にかかりましょう!