2014年9月21日の記事を転載・改変しています。
おはようございます、あいすこと、武田真優子です。今日は大森靖子さん「きゅるきゅる」発売記念イベントに行ってきました!!
<ミニライブ後の140文字のTwitter感想より>
タワレコ新宿店大森靖子さんミニライブ終わった。ほぼMCなし、10曲は歌ってました。なんだこりゃ。すげぇもんみた。お客さんが喜んでくださるように組み立てられたパフォーマンス。ぱない…
どんなミニライブだったか気になりますよね?そのもようを、4つの理由として分析してみました。
<大森靖子さんのミニライブに圧倒される、4つの理由>
整理番号「119」は何かが起こる予兆か…?
- 「お客さん全員に楽しんでもらいたい!!」というのが伝わるパフォーマンス
- 大波小波、音の強弱声の強弱、お客さんを飽きさせないステージ
- 演奏中、ご自分の姿をモニターで確認する、客観的な鋭い目
- 自虐が基本、MCで笑いを取る芸人魂!!!
それそれの理由を、説明をしてゆきます。
1「お客さん全員に楽しんでもらいたい!!」というのが伝わるパフォーマンス
初めて大森靖子さんを目の前にして思ったのは、”みんなで”を大事にしていらっしゃるのだな、ということ。
タワレコボードを持ってステージに登場、そのボードから顔を出して歌い始めたとき、「可愛い…!」と思いました。まるで、小動物が顔出しているよう。
曲の最中、そのボードがファンに渡されたことで、ファンは気持ちは一気に高まる。知”みんなで”共同作業をすることによって、知らない物同士が多い会場の一体感が生まれました。
その後大森靖子さんは、会場外にいるファンさん、通りがかりの人に向かって歌っていました。これは嬉しいと思う!!
最後の独唱。遠くにいるお客さんにも見えるようにステージ前にある機械にマイクを支えに登り、まっすぐ前を向いて歌っておられました。実際は、厚底靴でぐらぐらしており、かなり危ない状態でしたが、そんなことは微塵も感じさせません。
歌い終わって、静かになるステージ。にっこり笑いながら、
「みんなで大森靖子と楽しんでいきましょう!ありがとうございましたー!!」
と叫んでステージから去った、大森靖子さんでした。
2大波小波、音の強弱声の強弱、お客さんを飽きさせないステージ
「弾き語りなんて眠いし最悪じゃないですか!」
「弾き語りで眠くなくすために、いっぱい言葉をしゃべったりとか、引っ掛かる言葉を入れたりして」(MUSIC MAGAZINE 10月号より引用)
大森さんのセルフプロデュースぷり(道重さゆみさん仕込み)に感動していたわたしですが、この本を読んで、確信しました。
3演奏中、自分の姿をモニターで確認する、客観的な鋭い目
わたしは、ライブ中にライブ会場のお客さんや、歌手さんの目線が気になって眺めます。
大森靖子さんは歌っていないとき、モニターをちらっと横目で見て、自分の動きを確認していました。「どうすればお客さんが喜んでくださるのか」「お客さんに引っ掛かるのか」を知っておられるのだなぁと、思いました。
4自虐が基本、MCで笑いを取る芸人魂!!!
「重い」
大森靖子さんは、そう言いました。
自分のライブを観に新宿へやってくるお客さん。CDを出す度毎回新宿タワレコでライブをしているけれど、拡大勢力というか、聴いてくださる人が増えてきて、1人1人のその「観に来てくださる」ことが重い。5年間、お客さんがいなかった。だから、嬉しい。でも、重い。
このように語る大森靖子さんを見て、「ああ、あ~ちゃんもこうなのかもしれない」と思いました。あ~ちゃんとは、Perfumeのメンバーのあ~ちゃんこと西脇綾香さんのことです。
大森靖子さんも、Perfumeもお客さまに見てもらえない期間が長かった。だからこそ、その当時のこと、ある意味自虐めいたことを口にする。そうすることで、お客さまも昔のことを知ることができるし、本人達も口にする度に、今の状態があることへの感謝を自覚できるのかもしれない、とそう思いました。
<で、行ってよかった?>
行ってよかった。行ってよかったです!
大森靖子さん、気持ちも身体も鼓膜も震える音をありがとうございましたっ!!
以上、「大森靖子さんのミニライブに圧倒される、4つの理由」でした。